猫の上部気道感染症(猫かぜ) 患者さん①

猫の上部気道感染症は、ウイルスなどによって引き起こされる鼻汁やくしゃみを主な症状とする病気です。免疫力に弱い幼猫、ワクチン摂種を受けていない猫、他の病気にかかっている猫などに発症します。特に幼猫では重要な病気となります。

2ヶ月齢の猫の一例です。
保護した時から目やに、鼻水が出ているとのことで来院されました。

眼脂、流涙、鼻汁
結膜充血、浮腫

諸症状より猫かぜと仮診断して抗生剤の目薬と飲み薬で経過観察としました。

免疫力の付いていない子猫の場合には、病状が悪化してしまうと最悪死亡してしまう場合もあることを飼い主様に伝え、経過観察中も元気食欲が落ちてくるようであればすぐに来院してもらうことにしました。

10日後の様子です。

10日後の再診時には症状の改善がみられました。

猫かぜの原因がウイルス感染の場合には、症状が改善しても体の中にウイルスをもっているので、症状の再発や他の猫へ感染してしまうことがあります。

飼い主様には症状の再発や他の猫にも同様の症状が出てくる場合には、出来るだけ早く来院いただくようにお伝えして治療終了としました。

猫かぜの患者さんでは生涯にかけて症状が出たり、治ったりを繰り返すことがよくあります。

症状の再発がなく、すくすくと成長できることを願っています。

   
大和市の花岡動物病院
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